京都紅葉名所案内

京都の紅葉名所は無数にあります。
傾向としては、山や谷全体が赤や黄色に染まるというような雄大な紅葉スポットは少なく、お寺や神社の限られた境内の中で丁寧に手をかけて育てられたモミジを堂宇や歴史を背景に鑑賞する名所が多いです。
場所が限定される代わりに、息をのむほど美しい葉の発色が見られますし、枝振りも素晴らしい樹々がいっぱい。

それでは当サイトおすすめの京都紅葉名所をいくつか挙げてみましょう。

東福寺の紅葉

東福寺
東福寺は京都でもっとも観光客が集中するお寺でしょう。
春の桜の浮かれた雰囲気を嫌って、すべてをカエデに植え替えたといわれ、11月後半になると谷全体が燃えるような赤に変わります。
大型観光バスが一度に何台もおしよせ、混雑はものすごいですが、一度は見ておきたい紅葉シーンです。
団体さんがいなくなる夕方の時間が比較的すいているはず。


清水寺の紅葉

清水寺の紅葉
世界文化遺産、京都東山の清水寺は紅葉も見事です。
平日でも舞台からこぼれ落ちそうなほどたくさんの人出があります。
清水寺は早朝6時に開門しますから、近くの旅館に宿泊して朝一番にお参りするのが最高の楽しみ方です!
おすすめの旅館はこちら。▶ ぎおん畑中


善峯寺の紅葉

善峯寺の紅葉
東山の清水寺、西山の善峯寺と比べられる善峯寺。西国三十三箇所第20番札所。JR東海の「そうだ 京都、行こう。」シリーズでもおなじみ。
モミジの色鮮やかさでは善峯寺のほうが格上でしょう。
かなり山奥ですが行く価値はおおいにあります。
伽藍とモミジに加え、京都市街や比叡山までも見渡せるその眺望も素晴らしいです。


永観堂の紅葉

永観堂の紅葉
東山の永観堂は「もみじの永観堂」と呼ばれるほどの紅葉の名所です。
境内は約3000本のモミジで埋め尽くされています。
山の中腹の多宝塔まで登れば、真っ赤な境内に加えて、京都の町並みも一望できます。

阿弥陀堂の「みかえり阿弥陀」は特に有名です。


真如堂の紅葉

真如堂の紅葉
拝観料を取らないのにかかわらず、素晴らしい紅葉を用意して待ってくれている真如堂。
三重塔や本堂のまわりはイロハモミジ・カエデ・イチョウ・ハナノキ・どうだんつつじなどが美しいグラデーションを見せています。
散り紅葉も見事!


蓮華寺の紅葉

蓮華寺の紅葉
大原街道沿いにある小さなお寺、蓮華寺。
観光地からは離れているので比較的ゆったりと紅葉を堪能できるはず。
山門をくぐってすぐのもみじの絨毯や、書院から見る美しいお庭は必見です。


宝筐院の紅葉

宝筐院の紅葉
宝筐院は京都嵯峨野の臨済宗のお寺。 清涼寺のすぐ近くにあります。
なんといってもその散り紅葉の美しさは格別!
青々とした苔の上に真っ赤な葉と黄色い葉が散り積もって、自然界では見られないようなファンタジックなカラーを作っています。
混雑は免れませんが、並んでも見たい最高の紅葉のひとつです。
おすすめの旅館はこちら。▶ 嵐山辯慶


祇王寺の紅葉

祇王寺の紅葉
嵯峨野の祇王寺は「平家物語」悲恋の尼寺として知られています。
苔庭に散り紅葉が降り積もり、侘び寂びの極致ともいうべき光景を見せてくれます。
おすすめの旅館はこちら。▶ 嵐山辯慶


直指庵の紅葉

直指庵の紅葉
嵯峨野の直指庵の紅葉は素晴らしいです。
葦葺の建物を彩る黄色、オレンジ、朱色、赤の融合は一見の価値があります。
嵯峨野とはいっても観光客であふれる一帯からは距離があり、歩く時間も長いので、それほど混雑することはないようです。


神護寺の紅葉

神護寺の紅葉
高雄の神護寺。長くしんどい石段を登りきるとそこには広い平地が広がっています。
モミジに彩られた天上の庭です!
西明寺・高山寺も合わせてたっぷりと秋の京都を楽しめます。
おすすめの旅館はこちら。▶ 京都高雄 もみぢ家別館 川の庵


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